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かたよろいつつんで
右手みぎてには伝説でんせつけん
だれきずつけさせはしない
そうちかったはずだったとおむかし記憶きおく

おおきなとり背中せなかって
世界中せかいじゅうどこでもいける
出来できないことなんてない
おそれることなんてない

だけどなんちがうんだ
沢山たくさんひとゆめ
まもれたことほこりにおもうけれど
何度なんど何度なんどかえ
「ありがとう」はきたんだよ
もうやめてよ

こんな世界せかいぼくのぞんでたんじゃないよ
さけんでも涙流なみだながしてもだれにもとどかないんだ
こんなゆがんだ世界せかいならぼくこわしてやるよ
無限むげんつづくループのなかで もがいているのなら
ぼくがこのころしてあげるから

かたかたよろいのせいで
いたみはもうかんじない
絶望ぜつぼうというられて
ふかやみまってく

だれかのんだプログラムのなか
ずっとおどらされてた
あわれな道化師どうけし

こんな世界せかいぼくのぞんでいたのかな
さけかたなみだ意味いみも もうわすれちゃったけれど
すべては自分自身じぶんじしんのぞんだカタチだよ
無限むげんつづくループのなかで もがいてるだけなら
ぼくがこのころしてあげるから

この世界せかいわりを ずっとのぞんでいたよ
ふかからださったつめたいやいばのぬくもり
うすれてゆく意識いしきなか にした景色けしき
とおむかし記憶きおくなか自分じぶん
希望きぼうというひかりちていた