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はじまりに気付きづかぬまま それはわりの瞬間しゅんかん
よくよくおぼえず 逆様さかさまのぼ

あいかた飯事ままごとんずほぐれつの淫靡いんびうれいにわる

ながながれるこのいのち やみこうからひびわた
怒声どせい罵声ばせいはばまれ ひかりたない
あいいのに何故作なぜつくった…何故受なぜうれた…?
もてあそばれたのはおまえではなくぼくでしょう…?

わりはわりをらず ぼく悪戯いたずらかす
まよいと真綿まわたぼく悪戯いたずらかす

あいかた飯事ままごとなによりも最初さいしょうそおしえられた

さみしいさみしいとなげいても くるしいくるしいとさけんでも
怒声どせい罵声ばせいはばまれ おまえみみたない
ぼく如何どうして此処ここにいる…?
そのこたえははずいのに「なみだ」とうそ