海うみみたいな彼女かのじょが笑わらった 一口齧ひとくちかじった檸檬レモンが成なる街まちで
悪酔わるよいしそうな情熱じょうねつが 水飛沫みずしぶきあげて ゆらり 波立なみだった

眠ねむりの森もり あの2人抜ふたりぬけ出だして 空中都市くうちゅうとしへ逃のがれ消きえていった
2月にがつのプールに沈しずめたBREEZEを 思おもい出だし 口笛くちぶえは重おもく響ひびく

鶴つるでも折おって泣ないたって 風穴塞かざあなふさがらず
クリティカルな感傷かんしょうは滲にじみ出だしていく
窓まど、少すこし開あけてみてよ 雨雲あまぐもの遥はるか下したに
シュノーケルつけた人々ひとびとが描えがく地上絵ちじょうえ

CRAZY FOR YOUの季節きせつが ざわめく潮騒しおさいのようで
氷漬こおりづけの気持きもちを溶とかすから 海うみみたいに街中まちじゅう、光ひかって

南風みなみかぜがあなたに灯ともった 突つき放はなしたい位くらい、幸しあわせな影かげ
動うごかなくなった観覧車かんらんしゃ 見上みあげてるだけで 水色みずいろになって

星座紡せいざつむいで待まったって 花火打はなびうち上あがらず
湿気しけった秘密ひみつだけを抱かかえた記憶きおく

返かえり血浴ちあびる程ほどに
誰だれかの心こころを
誰だれかが見みつめる
季節きせつは近ちかい

CRAZY FOR YOUの季節きせつが ざわめく潮騒しおさいのようで
氷漬こおりづけの気持きもちを溶とかすから 海うみみたいに街中まちじゅう、光ひかって

CRAZY FOR YOUの季節きせつが ざわめく潮騒しおさいのようで
氷漬こおりづけの気持きもちを溶とかして 海うみみたいに彼女かのじょが笑わらった