ここから見みえる景色けしき
ここまで来くるいつもの道みち
いろんな思おもい出でを積つみ重かさね
今いま、胸むねにそびえたつ
僕ぼくたちの城しろ

みんなで一緒いっしょに
過すごした日々ひび
泣ないた日ひも笑わらった日ひも全部ぜんぶ
かけがえのないもの

これから何なにが待まっていようと
ひとりじゃないよ怖こわくないよ
離はなればなれになったとしても
絆きずなでつくった城しろはなくならない

思おもい出でが埋うめ尽つくし
このままここにいたいけど
春風はるかぜがつくしを揺ゆらす頃ころ
さよならの手ても揺ゆれる

ここで覚おぼえた勇気ゆうき
元気げんきをくれたこの景色けしき
いつまでもずっと忘わすれないよ
どこからでも見みえる
僕ぼくたちの城しろ

みんなでひとつの
石いしコロを
蹴飛けとばしながら帰かえった道みち
寄より道みちしたあの場所ばしょ

悲かなしい時ときは 励はげましてくれた
嬉うれしい時ときは 喜よろこんでくれた
僕ぼくをいつも待まっててくれた
言いえなかった「いつもありがとう」

いつの日ひか恩返おんがえし
大切たいせつな人ひとにしたいから
春風はるかぜが次つぎに吹ふく頃ころには
今いまより成長せいちょうしていたい

ここから見みえる景色けしき
いつものみんなの笑顔えがお
たとえ、遠とおく遠とおく離はなれても
胸むねの中輝なかかがやく
僕ぼくたちの城しろ