涙なみだはごまかせない
たとえ心こころを閉とざしても
痛いたい程ほどの葛藤かっとうが 胸むねの中塗なかぬりつぶしてく

じんわりと滲にじんでゆく時間とき
消けしたい記憶きおくほど消きえない
いつからか繭まゆの中なかで
都合つごうのいい未来みらいを創つくり上あげてただけ

願ねがいが今いま 確たしかに今いま
私わたしの羽はねとなっても
憧あこがれの空そらは あまりに遠とおすぎて
Ah どんなに今いま 自分じぶんを愛あいせずとも
眩まぶしすぎる 光ひかりが朝あさを告つげる

どうしていま私わたしは
ここで笑わらっているんだろう
心こころからの笑顔えがおなど もぅ解わからなくなっていた

夢中むちゅうで描えがいた物語ものがたり
希望きぼうはため息いきに変かわり
理想りそうという繭まゆの中なかで
ただ怖こわくて逃にげてた何なにも信しんじられず

想おもいが今いま 心こころに今いま
私わたしの羽はねを笑わらう
何なにもない空そらに ただ立たち尽つくしてる
Ah やがては来くる 終おわりを待まつ事ことしか
出来できなくって 大おおきな声こえで泣ないた

何なんの為ために私わたし 息いきをしているのか
ねぇ誰だれか教おしえて
理由りゆうはあるの?解わからないよ…

願ねがいが今いま 想おもいが今いま
私わたしの羽はねを広ひろげ
夢ゆめに見みた空そらは まだモノクロだけど
Ah どんなに今いま 自分じぶんを愛あいせずとも
生うまれてきた 意味いみを探さがしたいから
この手てで繭まゆを剥はがそう