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いちまいの しずけさが とおりぬけ(ミク)
はるかのぼって そよぐ かげにかさねた(ルカ)
くつあとで すなをこぐ むこうぎし(がくぽ)
かわのながれ ぼくの てをふった(MAYU)

バスていの にじんだもじ
はくせんの かすれたつづき(IA)
すこしかがんで ゆびでなぞった(レン)
あのひが のばしたかみに とけてく(リン)

みえたものは みつけたものはそらを
やさしく かなでて ぼくたちにかえる(ミク)
ながれた ひかりの みちしるべが(GUMI)
とおくでねむる(ルカ) あしたをつないだ(IA)

(間奏かんそう MAYU)

いろどりが かおをあげ せのびする(MEIKO)
ピンクいろした はるが ゆれていた(KAITO)

かいだんを かけあがって
いつもの こうえんのベンチ(レン)
かばんをおいて いきをすいこむ(リン)
はしゃいだ あのひのこえが わらった(GUMI)

みえたものは みつけたものはそらを
ゆうやけにそめて ぼくたちにかえる(IA)
きらめく まちをながめるように(MEIKO)
うきぐも みっつ(KAITO)
ぷかぷか およいだ(MAYU)

ことりたちが(ルカ) はばたいた(KAITO)
ゆうひが ふかく(ミク) しずんでゆく(GUMI)
まちとそらが(リン) やがて(レン)
さかさまになる(MAYU)

ちいさなころにみた ゆめのなかで
おとなのぼくは ほほえんでいた(がくぽ)
つみあがった きおくをのぼり(IA)
まるいせなかは(ルカ)
あすをみあげた(GUMI)

かたをくんで わらったひや(レン)
てをあわせて よろこんだひや(リン)
うなだれて かなしんだひや(ミク)
ひとりへやで ないたひや(MEIKO)

いちまい いちまい かきだして
それはここに すがたをかえる(MAYU)
みあげたよこがお ひょうじょう
おんど いきづかい(IA)

つきあかり あわく またたき
こかげを そらへおしもどす(GUMI)

はなびらが すきまをおよいで(MEIKO)
みずうみに よりそった(リン)
はるのかがみを かすめてゆれた(レン)

てあとをのこした
あの きょうしつのとびら(ミク)
いまも じかんのしおりを(ルカ)
おもいでを とじつづける(MAYU)

オレンジにのびた かげが(GUMI)
ぼくの ほはばを かえてゆく(MEIKO)
それは こうして(KAITO)
かぜにのって(がくぽ)
きせつのページをめくる(IA)

ひとつぶの はねが(MAYU)
あしたへと はばたく(がくぽ)

かけぬけたひびは(ミク)
きょうをたかく たかく(IA)
きぼうへと つなぐ(MEIKO)

うつる すがたが(ルカ)
みあげた そらが(KEITO)
ひらく りょうてが(GUMI)
あすを きょうにかえた(レン)
ひかりが さいた(リン)

(みんな)
みえたものは みつけたものはすべて
こころを めぐって ぼくたちに かえる
おもいは はるかかなたを ぬけて
にじのはしを そこにかけた
ぼくらは あるきはじめた

こもれびが せかいを はじまりを たたえた
かがやきは めざめを ときを きざんだ
ながれる そよかぜが そらをめがけ
ぬけてゆく

てをかざしてみて ほら

あたたかい