また一ひとつ消きえゆく
私わたしの光ひかりを奪うばいゆく いたずらに

もう追おう影かげもなく
あるのは私わたしの傷跡きずあとと痛いたみだけ

今何いまなにが出来できる?
残のこされた時ときの中なか

幾いくつもの夜空よぞらにあなたを探さがした
白しろく星ほしが瞬またたく夜よる

また灯ともされた影かげ
去さり行ゆくあなたの 送おくり火びと遠とおい日々ひび

ゆらりゆらぐ一枚ひとひら
私わたしの願ねがいを受うけ止とめて散ちり行ゆくの

過すぎ行ゆく時ときの中なか
町まちの風かぜに立たち尽つくす

幾いくつもの夜空よぞらにあなたを探さがした
白しろく星ほしが瞬またたく夜よる