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物ものを壊こわすのは何なんでこんなに楽たのしいんだ オーレ!
物心ものごころついたころから 色いろんな物ものを壊こわしてきた
時計とけい 茶碗ちゃわん リモコン 積つみ木き
大事だいじなもの大切たいせつなものが 特とくに面白おもしろくって
人形にんぎょう パズル 電話でんわ 写真しゃしん
怒おこってて泣ないてて
みんなの顔かおは怖こわかったけれど
こんなに壊こわれやすいのに そんなに大切たいせつにして
手ての届とどくとこに置おいておくだなんて
僕ぼくはおかしくって 不安ふあんで楽たのしくって
静しずかに手てを伸のばし
ぱらぱら
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの物ものを壊こわすのが特とくに楽たのしくて
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの大事だいじな物ものほど特とくに楽たのしくて
ばらばら ばらばら むすんで ひらいて
一度限いちどかぎりじゃ楽たのしめないから
なおして こわして なおして こわして
君きみも元もとの 形かたちを忘わすれてる
思おもい出でが詰つまったものほど何度なんども壊こわした
ぬいぐるみ プラモ ピアノ 手紙てがみ
気持きもちがこもったものほど丁寧ていねいに壊こわした
楽器がっき 絵画かいが 焼やき物もの 彫刻ちょうこく
物ものに願ねがい想おもい込こめるときに 人ひとの魂たましいが
乗のり移うつり宿やどりいつまでも残のこるから
大事だいじな物ものほどたくさんの魂たましいが
脆もろく息いきをして 生いきてて楽たのしくって
静しずかに手てをかけて
ぱらぱら
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの魂たましいを何度なんども壊こわしたくて
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの生いきてる魂たましいを消けしたくて
ばらばら ばらばら ばらばらになって
君きみの魂たましいが消きえ行ゆく瞬間しゅんかん
なおして こわして なおして こわして
僕ぼくは笑わらって 君きみは泣ないてる
ララララララララ……
それでも
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみは付ついてきた 君きみは僕ぼくを愛あいしてる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 僕ぼくを愛あいする君きみを 僕ぼくは愛あいしてる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの魂たましいは もう僕ぼくに乗のり移うつったね
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 僕ぼくの魂たましいも もう君きみに乗のり移うつってる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの大事だいじな ものをぱらぱら壊こわして
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 消きえてなくなる 瞬間しゅんかんが気持きもちよくて
ぱらぱら ぱらぱら 君きみの大切たいせつな僕ぼくを 壊こわしちゃったから
なおして こわして なおせず 僕ぼくはずっと
君きみにごめんなさいを言いえないまま
物心ものごころついたころから 色いろんな物ものを壊こわしてきた
時計とけい 茶碗ちゃわん リモコン 積つみ木き
大事だいじなもの大切たいせつなものが 特とくに面白おもしろくって
人形にんぎょう パズル 電話でんわ 写真しゃしん
怒おこってて泣ないてて
みんなの顔かおは怖こわかったけれど
こんなに壊こわれやすいのに そんなに大切たいせつにして
手ての届とどくとこに置おいておくだなんて
僕ぼくはおかしくって 不安ふあんで楽たのしくって
静しずかに手てを伸のばし
ぱらぱら
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの物ものを壊こわすのが特とくに楽たのしくて
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの大事だいじな物ものほど特とくに楽たのしくて
ばらばら ばらばら むすんで ひらいて
一度限いちどかぎりじゃ楽たのしめないから
なおして こわして なおして こわして
君きみも元もとの 形かたちを忘わすれてる
思おもい出でが詰つまったものほど何度なんども壊こわした
ぬいぐるみ プラモ ピアノ 手紙てがみ
気持きもちがこもったものほど丁寧ていねいに壊こわした
楽器がっき 絵画かいが 焼やき物もの 彫刻ちょうこく
物ものに願ねがい想おもい込こめるときに 人ひとの魂たましいが
乗のり移うつり宿やどりいつまでも残のこるから
大事だいじな物ものほどたくさんの魂たましいが
脆もろく息いきをして 生いきてて楽たのしくって
静しずかに手てをかけて
ぱらぱら
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの魂たましいを何度なんども壊こわしたくて
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの生いきてる魂たましいを消けしたくて
ばらばら ばらばら ばらばらになって
君きみの魂たましいが消きえ行ゆく瞬間しゅんかん
なおして こわして なおして こわして
僕ぼくは笑わらって 君きみは泣ないてる
ララララララララ……
それでも
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみは付ついてきた 君きみは僕ぼくを愛あいしてる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 僕ぼくを愛あいする君きみを 僕ぼくは愛あいしてる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの魂たましいは もう僕ぼくに乗のり移うつったね
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 僕ぼくの魂たましいも もう君きみに乗のり移うつってる
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 君きみの大事だいじな ものをぱらぱら壊こわして
ぱらぱらぱらぱら
ぱらぱら 消きえてなくなる 瞬間しゅんかんが気持きもちよくて
ぱらぱら ぱらぱら 君きみの大切たいせつな僕ぼくを 壊こわしちゃったから
なおして こわして なおせず 僕ぼくはずっと
君きみにごめんなさいを言いえないまま