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よみがな
よごれたいのちゆるしてほしい
神様かみさまあいからがれはじめて
こんな機械きかいみたいなこえこころ
とおくにいるあなたにとどきますように

感情かんじょう愛情あいじょうもみんなこわれた
がけからちるようなよるがあったこと
「あなたはだれよりつよいから」って
すべえられる」って
そんな気休きやすめはもう、いらないんだ

何度傷なんどきずつけっても
ぐしゃぐしゃになっても
いのちきてゆく
はなれてしまっても
ころされてしまっても
どこかでいきをしてるからね

ずっとむかしはなしをしよう
ずっとさき未来みらいはなしをしよう
たとだれもがおぼえていなくても
あなたの記憶きおくぼくかえして

何億なんおく何兆なんちょうほしちても
おおきなふね水平線すいへいせん目指めざそう
純粋じゅんすい残酷ざんこく明日あすふさいで
おおきなあやまちをただすように
わすれてしまおう

ぼく最後さいご合図あいずづいてわらった
なんでもないふりをして
わらないふりをして
言葉ことばまられた
きっときてきたことも
くしてしまった
たとえばきみのこと、たとえばぼくのこと
もどることはない

なぐさっても
ぼろぼろになっても
いのちきてゆく
はなれてしまっても
ころされてしまっても
ちかうよ

まれなくても、このまちしずんでも
いつまでも鼓動こどう耳元みみもといてたんだ
心臓しんぞうあいして
そっといなくなるゆめさせて