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こぼちたなみだ めたきみをすり
かたいアスファルトにたたきつけられながらえてく

そこにるモノさえ しんじることはできないくせ
そこになにかに すくいをもとめてつむった

まれわるそのしんじて
うつるものすべて 遮断しゃだんして いきった

かかえきれないほどの現実げんそうを このこわしてしまえたら
きみぼく感情かんじょういた言葉ことばわすれてしまえるかな

くだったぼく容赦ようしゃなくそそ雨粒あまつぶ
きみのそのなみだざりかわになりながれる

だれかのかなしみなど いつかは
そら彷徨さまよかぜになって える場所ばしょさが

きみ名前なまえぼくさけんだ
たととどかないこえだとしても

いつかだれかをそのあい
いつもだれかをそのまもれるように

かぞえきれないほどの偶然ぐうぜんかぞえきれないほどの必然ひつぜん
きみぼく存在そんざいいて 孤独こどくあたえていった

かかえきれないほどの現実げんそうを このこわしてしまえたら
きみぼく感情かんじょういた言葉ことばわすれてしまえるかな

かかえきれないほどの現実げんそうを このこわしてしまっても
きみ最後さいごにひとつだけくれた言葉ことばだけは わすれないままで