諸行無常しょぎょうむじょうのこゝろにすっと お前まえの音色ねいろが響ひびき伝つたう
千手せんじゅの滝たきは辛つらくはないが 恋こいの雨あめはツンと胸刺むねさす

ひらり…ひらり…儚はかなく落おちる
終ついの姿教すがたおそわる夢ゆめよ

恋色桜こいいろざくらが嗚呼ああ…吹雪ふぶいています
花嵐はなあらしのように嗚呼ああ…吹雪ふぶいています
爆発ばくはつしそうな程想ほどおもいは募つのり
春映はるうつし煙けむる水飛沫みずしぶき

切きった張はったの愛あいの歌うた
惚ほれたお前まえに男道おとこみち

恥はじる事ことない大人おとなになったら 思おもいの丈たけをお前まえに云ゆう
夜風よかぜを共ともに晴はれ着ぎを纏まとい 番つがいの傘かさで下駄げたを鳴ならそう

からん…ころん…その音ねは遠とおく
生うまれ往ゆくは 新あたらしい調しらべ

恋色桜こいいろざくらはそう…過すぎし彼かの日ひの
二人ふたりの出会であいを 祝福しゅくふくするだろう
爆発ばくはつしそうな程想ほどおもいは猛たけり
苦くるしく胸むねを締しめ付つける

盲目もうもくな程愛ほどあいの歌うた
惚ほれたお前まえに男道おとこみち

恋色桜こいいろざくらが嗚呼ああ…吹雪ふぶいています
花嵐はなあらしのように嗚呼ああ…吹雪ふぶいています
爆発ばくはつしそうな程想ほどおもいは募つのり
春はるを待まつ冬ふゆの気持きもちかな

天てんに届とどけよ愛あいの歌うた
惚ほれたお前まえに男道おとこみち