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れたほおりこんだだれかのこえ
簡単かんたんにズレていくんだ
想像そうぞうめた明日あすつめたくなってしぼんでく

れない造花ぞうか えない勝者しょうしゃ
やりごしてけばいい
くだらないとんでゆがんだ愛想笑あいそうわらいも

最初さいしょからわかってた」なんて都合つごうのいい言葉ことばんでさ

ずっといつわりでかさねたかお
きずつかないかたのセオリーを
げて いま途方とほうにくれている
かなわない未来みらいをただ嘲笑わらうことでなにまもってるの?
体中からだじゅうからみついたこの防衛本能ぼうえいほんのう だれかほどいてよ

ゴミばこほおんだ 鈍色にびいろ刃物はもの
気付きづいたらにぎってた 冷笑れいしょう揶揄やゆあめなか
本当ほんとうかってた たたかうことやめちゃいけないんでしょ?

そしていつわりにもがれたうで とどかないのをられたくなくて
んだかおのないかげおびえてる
だれうばいにこないものをいつまでかかつづけるんだろう?
あわのようにかんでえるこの闘争本能とうそうほんのう だれ気付きづいてよ

きみきなうたうたいたかった それだけだった
わけえていった
むかえのバスをつづけてもこないのに こないのに

ずっといつわりでかさねたかお まもらなきゃいけないものは全部ぜんぶ
がった視線しせんなかにはないよ
幾重いくえにもめぐらす だれかのためだけの予防線よぼうせん
いてきずつくのは自分じぶんだとしても
もうかまいはしない それでいいんだよ