傘かさを忘わすれて あまやどり
行方知ゆくえしらずのため息いきを
もう一度吸いちどすい込こむ そんなこと
繰くり返かえしては たたずむ

濡ぬれた肩かたに告つげるゴメンネ
やるせなくうなだれた今日きょうを
くたびれたカバンに押おし込こむ
こそばゆい 想おもい 隠かくして

漏もれ出いづる月つきのさやけさに
雲くもの隙間すきまから見みえる 明日あしたに
これでいいのかなんて
交かわす 言葉ことばなくても
今いまは 雨音あまおとだけでいい

そう...たとえ,いつか...もし
もしも...君きみが旅立たびだっても
大丈夫だいじょうぶだって 頑張がんばるよって
嘘うそつけるかな
つたい落おちてくる 雨あめの粒つぶ
弾はじきあって
夢ゆめの中なかで泣ないてるように

道みちしるべに代かわる君きみの手て
雫越しずくごしに覗のぞくその目めは
何なにか伝つたえたいはずなのに
少すこしぼやけてみえるよ

満みちる想おもい空そらに隠かくして
一縷いちるの望のぞみは残のこしたままで
YesかNoかなんて
選えらべるはずないでしょ
雨音あまおとが 声こえ 途切とぎらせた

そう...たとえ,いつか...もし
“もし”の話はなし 聞きいてほしい
「笑わらわない」って そう笑わらって
また嘘うそついた
隣となりに並ならんで 傘かさの柄えをくるり回まわして
夢ゆめの中なかで咲さく花はなのように

雨上あめあがり残のこった みずたまりと空そら
二ふたつ虹にじ 掛かかって 導みちびく 君きみと…
夢ゆめの続つづき まだ待まってるよ
なんてね
wow...

oh...Rainy Day
懐なつかしい昨日きのう もう涙なみだはしないよ
君きみもいつだって そう何なんにだって
立たち向むかってく Your way

そう…たとえ,いつか…もし
“もしも”なんて 夢見ゆめみたら
もう蹴けっ飛とばして 笑わらい飛とばして
ねぇ そばに居いて
迷まよわずに歩あるけるように