存在感そんざいかんが無ない、そこの少年しょうねんよ
言いっちゃいけないことなんてないんだよ

不甲斐ふがいないや、不可抗力ふかこうりょくに負まけている
左手ひだりてに拡声器かくせいきを握にぎりしめて

これからさ、これからさ、これからさ
少年しょうねんは叫さけびだす。

現実げんじつと戦たたかう少年しょうねんも、いつか青年せいねんへ
不安定ふあんていな時代じだいを生いきた君きみから
生うまれ出でたものの名前なまえを何なんと呼よぼう
生うまれ出でた心こころの声こえをきいてよ。

それからさ、それからさ、それからさ
少年しょうねんは歌うたいだす。

拡声器歪かくせいきひずむ歪ひずむ
隠かくせ息いきのリズムリズム
作戦さくせんに手筈てはずは整ととのっただろう。

これからさ、これからさ、これからさ、これからだ、これからさ。