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歩あるき疲つかれては 夜空よぞらと陸りくとの
隙間すきまにもぐり込こんで
草くさに埋うもれては寝ねたのです
所ところかまわず寝ねたのです
歩あるき 疲つかれては
草くさに埋うもれて寝ねたのです
歩あるき疲つかれ 寝ねたのですが
眠ねむれないのです
近ちかごろは眠ねむれない
陸ほかをひいては眠ねむれない
夜空よぞらの下したでは眠ねむれない
ゆり起おこされては眠ねむれない
歩あるき 疲つかれては
草くさに埋うもれて寝ねたのです
歩あるき疲つかれ寝ねたのですが
眠ねむれないのです
そんな僕ぼくの生活せいかつの柄がらが
夏向なつむきなのでしょうか
寝ねたかと思おもうと寝ねたかと思おもうと
またも冷気れいきにからかわれて
秋あきは 秋あきからは
浮浪者ふろうしゃのままでは眠ねむれない
歩あるき疲つかれては 夜空よぞらと陸りくとの
隙間すきまにもぐり込こんで
草くさに埋うもれては寝ねたのです
所ところかまわず寝ねたのです
隙間すきまにもぐり込こんで
草くさに埋うもれては寝ねたのです
所ところかまわず寝ねたのです
歩あるき 疲つかれては
草くさに埋うもれて寝ねたのです
歩あるき疲つかれ 寝ねたのですが
眠ねむれないのです
近ちかごろは眠ねむれない
陸ほかをひいては眠ねむれない
夜空よぞらの下したでは眠ねむれない
ゆり起おこされては眠ねむれない
歩あるき 疲つかれては
草くさに埋うもれて寝ねたのです
歩あるき疲つかれ寝ねたのですが
眠ねむれないのです
そんな僕ぼくの生活せいかつの柄がらが
夏向なつむきなのでしょうか
寝ねたかと思おもうと寝ねたかと思おもうと
またも冷気れいきにからかわれて
秋あきは 秋あきからは
浮浪者ふろうしゃのままでは眠ねむれない
歩あるき疲つかれては 夜空よぞらと陸りくとの
隙間すきまにもぐり込こんで
草くさに埋うもれては寝ねたのです
所ところかまわず寝ねたのです