この世界せかいに散ちらばる オーブ 視覚しかくに届とどかぬ者もの
実体じったいの無ない 観測者かんそくしゃ 全知ぜんちを満みたす
繰くり返かえすペンデュラム 僅わずか少すこしの不純動機ふじゅんどうき
生命せいめいの樹きの果実かじつは 土つちに落おちた

魔法まほうのように 不自然ふしぜんで 狂気きょうきじみたこの儀式ぎしきが
陣じんを描えがく筆先ふでさきで 叶かなえるのなら 世界せかいごと否定ひていする

イルミナート “それ”はまるで全すべてを 見透みすかす様ように
不埒ふらちな力ちからで 嘲笑あざわらい 至福しふくに満みたされ行ゆく
イルミナート 錯乱さくらんする描写びょうしゃで “誇示こじ”するほど
全知ぜんちの力ちからは 覆くつがえり剥はがれ堕おちゆく
「仕組しくまれた奇跡きせき」へと－－－－－－

閉とざされた神秘主義しんぴしゅぎ そこに生うまれた通過儀礼つうかぎれい
憧あこがれの魔女まじょ 合理的ごうりてき 幻術げんじゅつのタブー
蒼あおざめた馬達うまたちが駆かける 偽典ぎてんを許ゆるし給たまえ
流麗りゅうれいな風かぜ 上位じょういなる 蝶々ちょうちょの舞まい

魔法まほうのように 目めも眩くらむ 悪夢あくむに似にた非日常ひにちじょうが
杖つえの先さきの一振ひとふりで 操あやつるのなら 未来みらいごと否定ひていする

イルミナート “それ”をかつて神秘しんぴと 崇あがめた頃ころ
大おおいなる愛あいで包つつみ込こみ 福音ふくいんをもたらした
イルミナート 目めに見みえない“奇跡きせき”が不都合ふつごうなら
いくつかの鍵かぎが 僕達ぼくたちを導みちびいてゆく
「万物まんぶつの理論りろん」へと－－－－－－

イルミナート “それ”はまるで全すべてを 見透みすかす様ように
不埒ふらちな力ちからで 嘲笑あざわらい 至福しふくに満みたされ行ゆく
イルミナート 錯乱さくらんする描写びょうしゃで “誇示こじ”するほど
全知ぜんちの力ちからは 覆くつがえり剥はがれ堕おちゆく
「仕組しくまれた奇跡きせき」へと－－－－－－

「ゼロになる奇跡きせき」へと－－－－－－