虚うつろな夢ゆめ 曖昧あいまいな衝動しょうどう
優やさしく血ちを満みたす歓よろこび 望のぞまれた開放かいほう
神秘的しんぴてきな 覚醒かくせいの瞬間しゅんかん
温あたたかく溢あふれ出だし 歪ひずみゆく残像ざんぞう

両手りょうてで眼めをふさぎ 光ひかりの全すべてを絶たち切きったら
あなたの声こえを探さがすよ 仕組しくまれたこの奇跡きせきへと 繋つながる真理しんり その全すべて

鮮あざやかな景色けしき 矛盾定理むじゅんていり 理性りせいを超こえる選択せんたく
罪つみを詠うたい責せめうるように 闇やみは息いきを殺ころす
美うつくしの門もんを くぐる者ものに 取とり交かわされた契約けいやく
ひらりひらり 蝶ちょうの誘いざない やがて叫さけびは 無痛むつうに変かわる

引ひかれた糸いと 疑うたがう余地よちもなく
闇やみへと惑まどわせる囁ささやき 否定ひていされる理論りろん
欺あざむく者もの 選択せんたくの波紋はもんは
信仰しんこうの祈いのりさえ 切きり裂さいて零こぼれる

全すべての感覚かんかくが 研とぎ澄すまされゆくその刹那せつなに
あなたが見みせた微笑ほほえみ 不自然ふしぜんなその手筋てすじへと 隠かくされたもの その全すべて

出口でぐちの見みえない 螺旋否定らせんひてい 研とぎ澄すまされた思惑おもわく
ほふり場ばへと引ひき込こむように 意思いしは奪うばわれゆく
深淵しんえんの愛あいに 包つつみ込こんだ 世界せかいの一いちなる元素げんそ
ふわりふわり 蝶ちょうの誘いざない 黒くろき儀式ぎしきは 愛あいさえ超こえる

鮮あざやかな景色けしき 矛盾定理むじゅんていり 理性りせいを超こえる選択せんたく
罪つみを詠うたい責せめうるように 闇やみは息いきを殺ころす
美うつくしの門もんを くぐる者ものに 取とり交かわされた契約けいやく
ひらりひらり 蝶ちょうの誘いざない やがて叫さけびは 無痛むつうに変かわる