文字サイズ
よみがな
サヨナラいま… サヨナラから…

ひとつずつ ひとつずつ ぼくらがてた世界せかい
さびしさを りに 日常にちじょうへとまれる

いくつもの“もしも”が まとわりついたまま
どんな言葉ことばならべたとしても きみはもういない

にぎやかなこのまち片隅かたすみなに出来できないぼくがいる
空回からまわれてゆく こころがまだふるえてる
しろいためいきから こぼれてゆく きみぬくもりさえ おもせず
るはずもないこたさがつかれて 今日きょうねむりにつく

もうすこし あとすこつよくありたいとねがえば
そのたび臆病おくびょうだと おもらされるだけ

それぞれの記憶きおくは かたちをえるけど
きみ言葉ことばうそはないことを ずっとしんじていたい

どれだけ時間ときながれたとしても わすれられないきみがいる
いびつなままかかんだ こころがまだうずいてる
いつかゆめなら はなれてゆく ぼくこえさえ かすれてゆく
くあてのないなみだづかれぬまま そっとながれてゆく

あの まったままの世界せかい
なにつたえたらいい いまからないよ

どれだけ時間ときながれたとしても

にぎやかなこのまち片隅かたすみなに出来できないぼくがいる
空回からまわれてゆく こころがまだふるえてる
しろいためいきから こぼれてゆく きみぬくもりさえ おもせず
るはずもないこたさがつかれて 今日きょうねむりにつく

わすれないから わすれないから