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きみとまた物語ものがたりはじまるの

記憶きおくとおはしってた
きらめく影法師かげぼうしわすれられなくて ずっと
きみ目線めせんさき気付きづかずに
勝手かって理想りそうだけふくらんじゃって
前見まえみえないの

おもいは やっぱり 透明とうめいだけどおもくて
すこしずつ かしてくよ

きみとまたつなごう
わたしとまたゆめよう
きずだらけでもいまいて
はじまりにしよう
きみとまた声交こえかわそう
わたしとまたわらおう
つぼみのままだった明日あす
かせるの きみちかくで

おなみちあるいていた
きみはもうそんな日々ひびおぼえてないよね きっと
わずかの角度かくどで ほどけていった
かすんだ昨日きのうたぐりよせてたばねていくの

本音ほんねは やっぱり
つだけじゃとどかなくて
このこえ芽吹めぶかせよう

きみとまたつなごう
わたしとまたゆめよう
かさねた言葉ことばいて
はじまりにしよう
きみとまた声交こえかわそう
わたしとまたわらおう
つぼみのままだった明日あす
かせるの そばにいくから

ぎゅっと つかんだ
このぬくもりはずっと
くしていた感覚かんかくだって
はじめて気付きづいた
きみあゆんだ
おぼつかないとき
はりはもうもどせないから
そのさき つめて

二人ふたりでまたゆめよう
二人ふたりでまたわらおう
ほつれたままだった明日あす
はじまるの

きみとまたつなごう
わたしとまたゆめよう
さがしだしたこたえをいて
はじまりにしよう
きみとまた声交こえかわそう
わたしとまたわらおう
つぼみのままだった明日あす
かせるの きみちかくで