いつもふたりは さよなら云いって
二度にどと会あわないと決きめるのに
明日あしたになれば 何事なにごともなく
冗談じょうだんとばしあった

けれどわかった ふと うわのそらだって
あなたの愛あいは もうここにはないんだって

その胸むねには 帰かえれないの
その胸むねは 誰だれのもの わたしじゃないの
この胸むねには あなたがいるのに
今度こんどこそ 終おわりなの さよならせずに

過すごした日々ひびが 夢ゆめだったのか
それとも今いまが夢ゆめだったのか
明日あしたになれば 何なにかが違ちがって
また笑わらい合あっていそう

声こえでわかった すぐ 最後さいごの電話でんわ
あなたの声こえは なぜそんなにやさしいの

その胸むねには 帰かえれないの
その胸むねに 何なにもかも 埋うずめてきたの
この胸むねには 思おもい出でだけしか
残のこらない もうすでに 色褪いろあせても

帰かえれないの
その胸むねは 誰だれのもの わたしじゃないの
この胸むねには あなたがいるのに
今度こんどこそ 終おわりなの さよならせずに

帰かえれないの
その胸むねに 何なにもかも 埋うずめてきたの
この胸むねには 思おもい出でだけしか
残のこらない もうすでに 色褪いろあせても