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よみがな
薔薇色ばらいろくもが あなたをらして
ふりむけば まるで とおのまま
わたしひとり のこさないで
あてもなくかすれゆく けむりのように

やさしいうそより はげしい真実しんじつ
なぜかしら いつも えらんでいたわ
見守みまもるしか できないよる
こころだけりそって たびしてきた

めぐりめぐる季節きせつ いくつぎていったの
ただひとつのぬくもり なにがあってもさない

ときには素直すなおひとみをのぞいて
うしなったおも とりもどしましょう
銀細工ぎんざいくのフォトフレーム
空映そらうつまどよりも はるかなかげ

めぐりめぐる季節きせつ いくどやってても
このおもいはぬまで あなたさえもせない

めぐりめぐる季節きせつ どこへながれゆくの
ただひとつのともしび なにがあってもさない