- 文字サイズ
- よみがな
君きみが願ねがってるよりも 君きみはもう僕ぼくの全部ぜんぶで
どうぞ お望のぞみとあらば お好すきに切きり刻きざんでよ
今いまならば 流ながれる血ちも全部ぜんぶ
その瞳めから零こぼれる涙なみだは 落おちるには勿体もったいないから
意味いみがなくならないように そのコップに溜ためといてよ
それを全部ぜんぶ 飲のみ干ほして みたいよ
閉とじ込こめた その涙なみだには 人ひとを人ひとたらしめる すべてが詰つまっていて
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな
君きみをここで ただ見守みまもるよ
偉大いだいな歴史れきしの一部いちぶを遺のこすように 僕ぼくは歌うたう
その口くちから落おちる言葉ことばは どこまでも真まん中なかを目指めざして
深ふかく突つき刺ささらぬように 身みをよじってかわす日々ひびです
この絶望ぜつぼうも 希望きぼうも畏怖いふも 平穏へいおんも 機微きびも 快楽かいらくも
てっぺんも奈落ならくも 狂乱きょうらんも すべては君きみの指揮次第しきしだいで
今日きょうもその掌てのひらで 好すきに踊おどろうと思おもうよ
どうせならば とびきりのスウィングを
飛とばされて 降おり立たった国くにに 今いまなら過不足かぶそくなく 愛あいを説とけるでしょう
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな
君きみをここで ただ見守みまもるよ
万物ばんぶつに渡わたる定理ていりを遺のこすように 僕ぼくは歌うたう
おさがりのキスでも 使つかい古ふるしの愛あいしてるも
大事だいじにするよと笑わらった顔かおの頬ほほに
走はしった二ふたつの線せんが僕ぼくを呼よんでる気きがして
触ふれてしまったんだ
壊こわれてしまわぬように
ずっとぎゅっと抱だきしめた
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな だけど
それでも 僕ぼくは手てを伸のばすよ
壊こわれても拾ひろい集あつめるよ いいだろう
触ふれなきゃ 今いますぐこの手てで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまう前まえに
君きみのまるごと全部ぜんぶに 僕ぼくは触ふれたいよ
壊こわさぬように 崩くずれぬように 育そだつように 始はじまるように
僕ぼくは歌うたう
どうぞ お望のぞみとあらば お好すきに切きり刻きざんでよ
今いまならば 流ながれる血ちも全部ぜんぶ
その瞳めから零こぼれる涙なみだは 落おちるには勿体もったいないから
意味いみがなくならないように そのコップに溜ためといてよ
それを全部ぜんぶ 飲のみ干ほして みたいよ
閉とじ込こめた その涙なみだには 人ひとを人ひとたらしめる すべてが詰つまっていて
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな
君きみをここで ただ見守みまもるよ
偉大いだいな歴史れきしの一部いちぶを遺のこすように 僕ぼくは歌うたう
その口くちから落おちる言葉ことばは どこまでも真まん中なかを目指めざして
深ふかく突つき刺ささらぬように 身みをよじってかわす日々ひびです
この絶望ぜつぼうも 希望きぼうも畏怖いふも 平穏へいおんも 機微きびも 快楽かいらくも
てっぺんも奈落ならくも 狂乱きょうらんも すべては君きみの指揮次第しきしだいで
今日きょうもその掌てのひらで 好すきに踊おどろうと思おもうよ
どうせならば とびきりのスウィングを
飛とばされて 降おり立たった国くにに 今いまなら過不足かぶそくなく 愛あいを説とけるでしょう
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな
君きみをここで ただ見守みまもるよ
万物ばんぶつに渡わたる定理ていりを遺のこすように 僕ぼくは歌うたう
おさがりのキスでも 使つかい古ふるしの愛あいしてるも
大事だいじにするよと笑わらった顔かおの頬ほほに
走はしった二ふたつの線せんが僕ぼくを呼よんでる気きがして
触ふれてしまったんだ
壊こわれてしまわぬように
ずっとぎゅっと抱だきしめた
触ふれたら 壊こわれてしまいそうで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまいそうな だけど
それでも 僕ぼくは手てを伸のばすよ
壊こわれても拾ひろい集あつめるよ いいだろう
触ふれなきゃ 今いますぐこの手てで
触ふれなきゃ 崩くずれてしまう前まえに
君きみのまるごと全部ぜんぶに 僕ぼくは触ふれたいよ
壊こわさぬように 崩くずれぬように 育そだつように 始はじまるように
僕ぼくは歌うたう