変拍子へんびょうしみたいに鼓動こどうが上手うまく鳴ならない夜よるは
良よく解わからない音楽おんがくの海うみに身みを投なげる
生活せいかつに隠かくした矛盾むじゅんや
声こえにならない事ことも知しる
唯一ゆいいつの遺伝子いでんしだったキミは 現在いま 何処どこに

面倒めんどうな事ことを嫌きらう誰だれかが云ゆうには
灰はいになって
鳥とりになって
星ほしになった

キャスパー 名なも知しらない星ほしの夜よる
真実ほんとうの居場所いばしょを忘わすれた狼おおかみ
スピーカーから聴きこえる 遠とおくの声こえ
太陽たいようの光ひかりに追おわれた道化師どうけしめ

天文学者てんもんがくしゃが今日きょう 一ひとつ嘘うそを吐ついて
嘆なげいている
誰だれにも解わかる訳わけないのに
生涯しょうがい 僕等ぼくら 幾いくつ馬鹿ばかな嘘うそを吐ついて
逃にげ惑まどう
誰だれにも解わかりはしない様ように

高価こうかなランプに頼たよる
愚おろかな大地だいちで
灰はいになって
鳥とりになって
星ほしになった

キャスパー 誰だれも居いない星ほしの夜よる
勇敢ゆうかんな群むれから逸はぐれた狼おおかみ
スピーカーなら聴きこえるキミの声こえ
散々さんざんな雨あめに 哀あわれな道化師どうけし

短みじかい夢ゆめだけ観続みつづけて行ゆく
きっと終おわりが待まっていたって良いい
どれだけの夢ゆめ 観続みつづけて行ゆく?
どんな終おわりが待まっていたって良いい

キャスパー 誰だれも皆みな 星ほしの様ように
真実ほんとうの居場所いばしょを見付みつける狼おおかみ
いつか ここで逢あおう 遠とおくの声こえ
太陽たいようの光ひかりに見蕩みとれた道化師どうけしへ