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よみがな
靴紐くつひもほどけた みちかがみこめば
ころがりそうな重荷おもに あるくつまさき
まわりの景色けしきうたおどらされてる
えらんだのはいつだってきみ意識いしきのうちなのに

いまからせるサイクル
わかって妄想もうそう おそれる意味いみはない

秋晴あきばれの夕闇ゆうやみこえかすめて
かぜ気持きもかえして
すが胸中きょうちゅう王手おうて

かりがまち おとぎてく
れないや みたいな
あざやかなひとだかり

はなれたさきでは
おぼつかない様子ようす
てなし ツキなし あし
もうえなくなった

こみげるいき まよ口先くちさき
ない苛立いらだなにってけるんだ

朝焼あさやけにまりゆく雲数くもかぞえて
かぜ気持きもかえして
せま胸中きょうちゅう王手おうて

秋空あきぞらわるゆめ
きみかぜ