夢ゆめを見みる度色褪たびいろあせてく 過去かこに包つつまれた愛あいのうた
あくびひとつで ぬくもりに染そめられ目めを覚さます
まだ歩あるけるよ ここから

耳みみを澄すませば聞きこえてくる 声こえに導みちびかれさまようの
辿たどる道足音みちあしおとすら立たてずに かくれんぼ
見みつけ出だせるかな 今いまなら

夢心地ゆめごこち 踊おどり舞まうように立たち止どまらず虹にじの下したくぐった
気きが変かわるそんな雲くもがいつか来くるの 霞かすみ探さぐる瞳ひとみ

歩あるき出だせば
ほら見みえてきたあなたの後うしろ姿すがたに見みとれ
あれもこれも要いらなくなった だから迎むかえに来きてよ
気持きもち隠かくしていたい こぼれ落おちて紡つむぐメロディ

胸むねをくすぐる花はなの匂におい 募つのる想おもいだけ束たばねたの
響ひびき高鳴たかなるリズム抑おさえながら 目めをつむる
私わたしはここにいるから

動うごかない音おとを並ならべてた 同おなじ唄うたを何度なんども歌うたってたんだ
気きづかない振ふりをしながら今いま 奏かなで確たしかめたくて
見みつめてたんだ 見みたいんだ

結むすんでた
今いま 糸いとが切きれて 繋つなぎ絡からむ指先ゆびさきで祈いのる
何なにもかも変かわるの怖こわかった
だけど信しんじていたいの

そっとそばにいて あなたの声こえを聞きかせて
晴はれた空そらの下した 歩あるく一本道いっぽんみち