夢ゆめを見みていたわ
望のぞみ高たかく生いきて
愛あいがすべてだと
神かみは許ゆるし給たまうと

若わかく勇気溢ゆうきあふれ
夢ゆめは輝かがやいてた
自由じゆうにはばたき
歓よろこび追おいかけた

夢ゆめは悪夢あくむに
狼おおかみの牙きばが
望のぞみ引ひき裂さき 夢喰ゆめくいちぎり

夏なつ あの人来ひときて
喜よろこびに あふれた
私抱あたしだいたけど
秋あきにはもういない

待まち続つづけてるわ
あの人ひとの帰かえりを
愚おろかな幻まぼろし
木枯こがらしが吹ふき消けし

夢見ゆめみた人生じんせい
今地獄いまじごくに
落おちて二度にどと私わたしには
夢ゆめは かえらない