雨あめは冷つめたくて 陽射ひざし暖あたたかくて
人ひととの繋つながりを 思おもい返かえしてばかり

「不安ふあんの種たね」ばかりに 水与みずあたえてしまうよ
蒼穹そらは平等びょうどうに 蒼あおいのにね

やがて来くる 生うまれてくる 巡めぐってゆく生命いのちを
(Coming someday Dreaming someday 巡めぐる生命いのちを)
花束はなたばのように 抱だきしめていたい
咲さく花はなの美うつくしさに 散ちりゆく運命さだめ 知しるから
(Coming someday Dreaming someday The day 知しるから)
「忘わすれない」と言ゆうことしか できなくて

交かわした言葉ことばたち たとえ風かぜになっても
ふとした瞬間しゅんかんに 頬ほほを撫なでていくよ

苦くるしむことばかりに 出会であってしまうよ
今いまはそれさえも 包つつみ込こんで

過去かこがあって 未来みらいがあって 今いまを生いきているだけで
(Coming someday Dreaming someday 生いきるだけで)
まだ動うごけるから まだ感かんじるから
鳴なく鳥とりの歌声うたごえだって 明日あしたは同おなじじゃない
(Coming someday Dreaming someday 同おなじじゃない)
「当あたり前まえ」と思おもっていた 若わかい日々ひびよ...

叫さけんだり 憤いきどおって 泣ないたり
笑わらったり ふざけ合あっていたあの頃ころ

「忘わすれない」

(やがて来くる 生うまれてくる 巡めぐってゆく生命いのちを)
いつか巡めぐる 真新まあたらしい生命いのちを
花束はなたばのように 抱だきしめていたい
(咲さく花はなの美うつくしさに 散ちりゆく運命さだめ 知しるから)
美うつくしさは 刹那せつなと知しるから
「忘わすれない」と言ゆうことしか できなくて

咲さく花はなの美うつくしさに 散ちりゆく運命さだめ 知しるから
(Coming someday Dreaming someday The day 知しるから)
「忘わすれない」と言ゆうことしか できなくて