何処どこかの誰だれかが終おわりを望のぞむ
今いますぐ独ひとりで消きえるがいい
招まねかざる人間ひとの汚よごれた声こえを
音楽おんがくに換かえて今日きょうも歌うたう

私わたしはこの世界せかいで生いきていたいのに
ピリオドを打うたれてホントのキモチは揺ゆれる

その眼球めで見みるがいい 耳みみで聴きくがいい
君きみの感情かんじょうが何処どこに在あるのかを
掌てのひらで舞踊おどれ 何なにも知しらず騒さわげ
終おわり忘わすれた 君きみのディストラクタ

仮面かめんを被かぶれば正直しょうじきになる
人間ひとの正体しょうたいを知しっていたよ

本当ほんとうに可笑おかしいんだ 素顔すがおで語かたれない
君きみは実じつに愚おろかだ このまま静しずかに消きえろ

その眼球めで見みるがいい 耳みみで聴きくがいい
君きみの安やすらぎが何処どこにも無ないことを
天国てんごくで舞踊おどれ 夢ゆめも見みずに喚わめけ
僕ぼくが差さし出だす 君きみのファイナライザ

漸ようやく外界そとに出でられたのに
僕ぼくの街まちはノイズだらけ

その眼球めで見みるがいい 耳みみで聴きくがいい
君きみの感情かんじょうが何処どこに在あるのかを
掌てのひらで舞踊おどれ 愛あいを知しらず叫さけべ
終おわりを知しった 君きみのディストラクタ