朝焼あさやけが照てらした 白しろい歩道ほどう
いつもの日曜日にちようびが 音おとをたてる
さらさらに乾かわいた 五月ごがつの風かぜ
目隠めかくしの僕ぼくら どこへ向むかう

ふらふら揺ゆれてる どこに隠かくれてる
君きみの声こえと僕ぼくの心こころ
ただただ探さがしてる まだ繰くり返かえしてる
長ながい夜続よるつづくみたいに

差さし出だした手てのシンパシー

壊こわれたライトが照てらした 夜よるの車道しゃどう
みんながみんな こうして間違まちがえてる
ぱらぱら降ふり出だした 五月ごがつの雨あめ
誰だれかの髪かみを濡ぬらして 消きえてゆく

ひらひら揺ゆれてる 白しろい髪飾かみかざり
君きみの声こえは 夜風よかぜに揺ゆれて
まだ繰くり返かえしてる ただ立たち尽つくしてる
何度目なんどめの朝あさを待まってる

差さし出だした手てのシンパシー

朝焼あさやけが照てらしてた
白しろい道みちを歩あるいた
さらさらに乾かわいた
誰だれかの髪飾かみかざりは

差さし出だした手てのシンパシー