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よみがな
あまがわした したたちる風集かぜあつめて
なが銀河越ぎんがこみなみけて足運あしはこぶよ

その真下ましたました
よるけるあいだ
ながしたおとがした
ピンクいろなみだ

あなたはいまどこでどんなほしているの
些細ささい手紙てがみいたよ
「いかがおごしですか」

見下みおろしたまちなかほしのうたうた
子供こどもたちは砂漠色さばくいろあめるのを

世界せかいつめたいな」
おびえたそのさき
えがいたぼくがいた
出発時刻午後八時しゅっぱつじこくごごはちじ

彼方かなたんで支度したくはもう出来できてるのに
あなたのお便たよりがない
てもいまぼくにはその言葉ことばはもうわからないんだよ

あなたはいまどこかでしあわせにしていますか
とどかない手紙てがみはもうまるやぶててねむるよ
まどめて
「おやすみ」