あなたの瞳めに堕おちる宇宙うちゅうが
永遠とわの世よへと輝かがやくなら
捧ささげましょう
秘ひめた想おもい いまsacrifice

この翼つばさは 天てんの彼方かなたへ
飛とび立たつ為ためじゃなく
最期さいごの瞬間とき 恋こいしい人ひとを
包つつむ為ためにあるの

ましてやこんなに血塗ちまみれた
炎色ひいろの千せんの羽はねなら
凍こごえた心こころの奥おくまで
あたため撫なでられる

風かぜに星ほしに蓮はなに
生うまれ変かわっても
ひとりずっと私わたし
あなただけを見みつめてる

閉とざされた時代いまを生いき抜ぬいて
その背覆せおいそうな闇やみは
翔かける黒くろい馬うま 乗のりこなせ
きらめく鋼はがねの腕うででいつか
真実しんじつの平和へいわを 抱だきとめるまで

蒼穹そらは奏かなでるレクイエム
野垂のたれた者ものたちの夢沈ゆめしずむ大地だいちに

強こわき神かみの手てで創つくられた
聳そびえ建たつ世界せかいの
始はじまりは 女神めがみが零こぼした
涙なみだのひとしずく

だから人ひとは愛あいを知しるとき
哀かなしみの意味いみを悟さとる
今日きょうも美うつくしい夜明よあけへと
消きえる魂たましいの蝶ちょう

虚無きょむも夢魔むまも悪あくも
死しをも 恐おそれない
ここでずっと私わたし
あなただけを待まっている

運命さだめが先さきにあって
命いのちは選えらばれるの?
望のぞみつづけたら 誰だれにでも
未来みらいは変かえられる

閉とざされた時代いまを生いき抜ぬいて
その背覆せおいそうな闇やみは
翔かける黒くろい馬うま 乗のりこなせ
きらめく鋼はがねの腕うででいつか
偽いつわりの終焉しゅうえん 断たち切きるときに

目覚めざめよ光ひかり サンクトゥス
眠ねむれる者ものたちの夢ゆめが生うむ大地だいちで

そして私わたしの瞳めの宇宙うちゅうで 生いきていて