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よみがな
せない悲鳴ひめい真夜中騒まよなかさわいで 四角しかく部屋へや迷子まいごになったら
びかけてしい ぼくなか きみのいた場所ばしょから

みにくおもいが身体中暴からだじゅうあばれて 昨日きのう明日あすつめてたら
わらいかけてしい ぼくなか いなくなった場所ばしょから

そこからいまでもここにとどく すぐにでもこころもどせる

ふるえるあしでもすすめるように 自動的じどうてきそらころがるように
次々襲つぎつぎおそいくる普通ふつう日々ひび まれないでどうにかつないでいけるように

とげとげしたおとみみんで それでもきみのようにいたいから
ていてしい ぼくなか さよならの場所ばしょから

すこしずつだけど足跡増あしあとふえたよ すこしでもきみのようにいたいから
ここまでつづいた ぼくなか きみのいた場所ばしょから

そこからはなれていけるように 1いちミリもこころはなれない

つたえたかったおもいは時間じかんをかけて 言葉ことばになったけど もうえないから

きみといたことをなくさないように なくしたことをなくさないように
どれだけはなれてもここにある きみがいるからどこまでだって

ふるえるあしでもすすめるように いま星空ほしぞらひろがるように
すぐにそんなふうにはおもえなくても うごかなきゃきっときみえない
いたい いたい