ふつつかな夜よるの間あいだで きみに会あえるなら
素晴すばらしいその日ひのために 僕ぼくは歩あるき出だそう

真まっ黒くろな世界せかいの口くちが 今宵こよいも開ひらいて
今いまか今いまかと落おちそうな 僕ぼくらを待まってる

小ちいさなつまづきは数かぞえないのさ
一瞬いっしゅんで変かわる時ときを進すすむだけ
たとえ全すべてが過すぎ去さってしまっても

ワンダーライター
吹ふき付つける嵐あらしとだって乾杯かんぱい
最高さいこうの嘘うそついてあげよう
ワンダーダイバー
哀かなしみを泳およぎ切きった向むこうに
本当ほんとうはもう 辿たどり着ついてるきみと出会であうのさ

始はじまりと終おわりの間あいだ ゆらゆらと浮うかぶ
名前なまえはもう名乗なのらなくていい 心こころにあるから
何なにもかも捨すてていつかは 忘わすれ去さられても
口くちずさむその歌うたはすぐ 朝あさを呼よぶだろう

小ちいさな足音あしおとが響ひぎき出だしたら
一瞬いっしゅんで変かわる次つぎを信しんじよう
たとえ全すべてを間違まちがってしまっても

ワンダーライター
忍しのび寄よる影かげだってさあ歓迎かんげい
最高さいこうの火ひをつけてあげよう
ワンダーダイバー
冷ひえ切きった空そらを潜くぐる途中とちゅうで
心臓しんぞうの底そこ 巡めぐってゆく体温たいおんを知しるのさ

ワンダーライター
吹ふき付つける嵐あらしとだって乾杯かんぱい
最高さいこうの嘘うそついてあげよう
ワンダーダイバー
哀かなしみを泳およぎ切きって万歳ばんざい!
轟々ごうごうと今いま 昇のぼってゆく太陽たいようがあるのさ