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さかがり
あしめんって
たいようがぐるりとまわった

なんねんかぶりにこうていすみ
なつかしいね このてつぼう
こんなひくかったかな こしあたりなのに
あのころこわかった

せみこえおもさせる
なつしろいブラウスがあせばんでいた

さかがり
あしめんって
たいようがぐるりとまわった
さかがり
すこ大人おとなになって
ふうけいちがってえるよ

きだったおとこ となりならんで
ただなんまわってたっけ
わたしだけできなくて ちゅうであきらめ
かれながめていた

ゆびのまめとてつにおいが
はつこいおしえようとして
くれてたのかな

さかがり
かぜかんじるしゅんかん
ほうのチャイムがったね
さかがり
あるできていたのよ
ぐうぜんの“ぐるり”は一人ひとりで...

さかがり
あしめんって
たいようがぐるりとまわった
さかがり
すこ大人おとなになって
ふうけいちがってえるよ

さかがり
なぜかけてるのよ
らぬにちゃんとまわれること
さかがり
あのときおとこ
きだとはえなかったけれど...