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それは 真っ青まっさお
よくれた
かなしみの微塵みじんもない
5がつだった

血相けっそうえて
きょうつたえる
しらせには
きなれない
きつこと

まどそと いとれた
ふうせんがふわふわとかびながら
てんつづ
そらまよ

かのじょとりになった
だれかが
げんじつ もどされて
こころふるえた
かのじょとりになった
なにかのちが
わたしはただくび
ていのレクイエム

あれから とき
3さんねんなが
このにはいないとも
れられた

かのじょは きっと
ゆうえらんで
ひろ
うみわた
ゆめ彼方かなた

うんめいかぜのように
しあわせとふしあわせ
一緒いっしょはこ
かみみち
おしえられた

かのじょのこしたものは
いのちとうと
きてるこのしゅんかん
だいにすること
かのじょのこしたものは
こころかた
時々ときどき そらげて
なみだのレクイエム

かのじょとりになった
なにかのちが
わたしはただくび
ていのレクイエム

かのじょのこしたものは
いのちとうと
きてるこのしゅんかん
だいにすること
かのじょのこしたものは
明日あしたあおぞら
んだらダメということ
ていのレクイエム