願ねがうだけじゃ叶かなわないってこと
そんなの知しってる
想おもうだけじゃ繋つながれないってこと
それもわかってる

光ひかり射さすあの丘おかに
旗はたを立たてた彼かれのように
なりたい でも なれない
それじゃ、僕ぼくじゃないから

見みないことにされてた 僕ぼくの世せ界かいが
君きみのことをずっと待まってる
聞きかないことにされてた この声こえが
例たとえ枯かれてしまおうが ここで歌うたいつづけるよ

祈いのるだけじゃ助たすからないってこと
そんなの知しってる
呪のろうだけじゃ救すくわれないってこと
それもわかってる

終おわらない夜よるのなかで
出でられない闇やみに包つつまれ
変かわれない僕ぼくを恨うらんで
それでも、僕ぼくでありたい
仄ほの暗ぐらい森もりのなかで
つめたい風かぜに吹ふかれて
広ひろがる苔こけみたいに
僕ぼくらしく輝かがやきたいから

見みないことにされてた 僕ぼくの世せ界かいが
君きみのことをずっと待まってる
聞きかないことにされてた この声こえが
例たとえ枯かれてしまおうが 君きみのために歌うたうよ
笑わらい者ものにされてた 僕ぼくの世せ界かいで
君きみのことをずっと待まってる
いないことにされてた 僕ぼくの呪のろいが
君きみの傷きずを癒いやす お呪まじないになりますように

終おわらない夜よるのなかで
出でられない闇やみに包つつまれ
変かわれない僕ぼくを連つれて

終おわらない夜よるのなかで
出でられない闇やみに包つつまれ
変かわれない僕ぼくを連つれて
そのままで