出で逢あって目め覚ざめた未み来らい 胸むねを駆かけ
幻げん想そうに迫せまる世せ界かい 解とき明あかすから

推すい定てい100ひゃく時じ間かんの涙なみだ 君きみの過か去こ
どれくらいの言こと葉ば 探さがしたんだろう
鏡かがみの中なか 置おき去ざりにされた 物もの語がたり
果はて無ない夢ゆめの 出で口ぐちは見みえない

すり抜ぬけたって 微笑ほほえむ君きみが
隠かくした 哀かなしみも願ねがいも 知しりたい だから

手てを伸のばして 駆かけ抜ぬけて 止とめられない
可か能のう性せいの行方ゆくえを 追おいかけたまま
君きみに向むかう衝しょう動どうを全ぜん部ぶ スピードにして
曖あい昧まいな壁かべを壊こわす 答こたえを ずっと探さがしてく

瞬しゅん間かんゼロ未み満まんの体たい温おんが 揺ゆれ出だして
思おもい出だすだけの 毎まい日にちが壊こわれた
カタチになった砂すな時計どけいの中なかの 寂さびしさも
残のこり時じ間かんは 誰だれにも見みえない

捨すてたいほど よぎる未み来らいが
抱かかえた灰はい色いろの気き持もちを 変かえてゆくから

限かぎりなくて 消きえそうで 受うけ止とめたい
誰だれよりも近ちかくで 追おいかけながら
君きみと交かわす感かん情じょうをそっと 支ささえにして
鮮せん明めいな声こえで笑わらう 夜よ明あけに きっと続つづいてく

どんな 遠とおくても 制せい限げんの無ない場ば所しょへ
もっと 想おもいが 溢あふれ出だす方ほうへ
いつか 抱いだいてた 微かすかな希き望ぼうも
いつも 変かわらない歩ほ幅はばに乗のせ 刻きざんでこう

果はてしなくて 永えい遠えんじゃなくて 手てに入いれたい
ありふれた言こと葉ばを 掻かき消けす一ひと言ことで

手てを伸のばして 駆かけ抜ぬけて 止とめられない
可か能のう性せいの行方ゆくえを 追おいかけたまま
君きみに向むかう衝しょう動どうを全ぜん部ぶ スピードにして
曖あい昧まいな壁かべを壊こわす 答こたえを ずっと探さがしてく

透とう明めいな明日あすに描えがく景色けしきを ずっと探さがしてく