夜よるの八時はちじから
次つぎの日ひの朝あさまで
TAXIを走はしらせて
今いまは暮くらしている

都会とかいへ来きた頃ころの
持もちきれない夢ゆめは
胸むねの穴埋あなうめるたび
使つかってもうないんだ

時間じかんがたつのが
ここでは早過はやすぎて
考かんがえる暇ひまさえ
俺おれにはないのさ 今いまも

目めに見みえない何なにかに追おわれて
Oh!闇やみの中なかを走はしる 朝あさまで

北きたの故郷ふるさとへ
朝あさのBusのTicket
やっと買かったけど
破やぶいて投なげ捨すてた

同おなじような場面ばめんを
何度なんども繰くり返かえし
吹ふき溜だままりのこの町まちで
迷まよい続つづけている

過すぎた日ひを背負せおって
立たち止どまりたくないから
今日きょうだけに生いきようと
言いいきかせてきたのさ だから

明日あすなんて待まっていられない
Oh!明日あすなんて信しんじられない

Oh!今日きょうに生いきて力尽ちからつきても
Oh!明日あすなんて待まっていられない
Oh!声こえを限かぎりに叫さけんでみても
Oh!夜よるの町まちに吸すいこまれるだけさ