文字サイズ
よみがな
はし躊躇とまどいながらも
うごかなくなったつばさだけひろげて
雨粒あまつぶ視界しかいせまくして
ひかりむらがるむしたちのように
とおぎた邪念じゃねんうず
フォグランプもかすんでえる
じかけてたこころおくにダイレクトにひび歌声うたごえ

かくさないでいいいますぐにでもとびらをあけておいで
その掌掴てのひらつかむものがかならずずあるはずだから」はやく

じた心開こころひらくまでのスタンス
喪失そうしつしてた自信じしんをまとって
かぎをかけてごした昨日きのう
容易たやす愚問ぐもん頭抱あたまかかえてる
この声透こえクリアとどくようにうたうよ九月くがつ夜空よぞら

おそれないでもうばしたらとびらをあけておいで
その掌掴てのひらつかむものがかならずあるはずだから」はやく

かくさないでいいいますぐにでもとびらをあけておいで
その掌掴てのひらつかむものがかならずあるはずだから」はやく

おそれないでもうばしたらとびらをあけておいで
その掌掴てのひらむものがかならずあるはずだから」はやく