見みなれた町並まちなみのいつもの交差点こうさてん
休やすむ暇ひまもなく色いろを変かえてゆく
ここに座すわりこみいつも待まっている

過すぎてゆくさまざまな笑顔えがおを横よこに
気きの遠とおくなるような時間じかん
孤独こどくな思おもいで無理むりにつぶしてきた

風かぜよ教おしえて どれだけさまようの僕ぼくは
水色みずいろの星ほしの真まん中なかで
僕ぼくはいつまで待まつの教おしえて

空そらを見上みあげ瞳ひとみを閉とじた
ほほに冷つめたい風かぜつきぬけた

幼おさない頃ころに見みた虹にじを飛とび越こえてみたい
コスモスは足あしもとに咲さいた
寒さむくて暗くらい夜よるにも光ひかりはある

少すこしだけ時間じかんがあればいい
不安ふあんで閉とざしたドアを開あけるから
答こたえさがし

ドアを開あけるから