木枯こがらしが冬ふゆの雨あめを雪ゆきに変かえた
めぐる季節きせつが君きみの瞳濡ひとみぬらしてゆく
足音止あしおととめて

君きみのこと見みつけたのは僕ぼくのほうさ
ずっと一緒いっしょにいるだろうってすぐにわかった
静しずかな出会であいの記憶きおく

腕うでの中なかはしゃいでた君きみを思おもい出だす
見果みはてぬ夢ゆめを夢中むちゅうで話はなした唇くちびるは
いつまでも忘わすれない
僕ぼくらは輝かがやいていたキセキさえ信しんじてた

鮮あざやかな春はるは必かならずおとずれる
いつかまた出会であうなら君きみであるように
君きみであるように

昼ひるも夜よるも朝あさも君きみを愛あいしつづけた
出会であう前まえの時ときを取とり戻もどすかのように
少すこしずつ色褪いろあせる
紫陽花あじさいの影かげで微笑ほほえんでいる 君きみの写真しゃしん

鮮あざやかな春はるは必かならずおとずれる
生うまれ変かわっても君きみと出会であいたい
どんなに遠とおく離はなれても
何なにも変かわらない君きみへの想おもい
君きみへの想おもい

流ながれゆく季節きせつの中なか 君きみがうつむく
カバンにつめた悲かなしい幸しあわせのノートは
この空そらに投なげよう
約束やくそくも夢ゆめも写真しゃしんもあどけない笑顔えがおも

鮮あざやかな春はるは必かならずおとずれる
いつかまた出会であうなら君きみであるように
新あたらしい春はるはやがておとずれる
生うまれ変かわっても君きみに出会であうように
君きみであるように
君きみはここにいる