並ならんでブランコに乗のる
真夜中まよなかのブランコ
虫達むしたちが騒さわいでるよ
二人ふたりぼっちの公園こうえん

君きみがこっちを見みた気きがしたから
僕ぼくがそっちを見みたら
君きみはあっちを見みたから
僕ぼくもこっちをみて
知しらん顔かおしたら
また君きみが見みてる

君きみがしゃべりかけたから
僕ぼくが聞きこうとしたら
君きみがしゃべるのやめたから
僕ぼくがしゃべりかけたら

君きみもしゃべり始はじめ
ぶつかった僕等ぼくらの声こえ
モジモジ揺ゆれだすブランコ
見上みあげればウソみたい
キラキラ光ひかってる
星ほしくず達たちがこっちをみてる

空そらまであと何なんセンチ?
君きみまであと何なんメーター?
上手うまく蹴けり飛とばせば
足あしが届とどきそうさ
君きみがそっちを向むいたから
僕ぼくもこっちを向むき直なおして
満天まんてんの星ほしの中なか
二人ふたりでこいだよ

僕ぼくのココロと君きのココロ
どっちがいっぱいこげるかな
本当ほんとうは飛とび降おりてベンチに座すわりたい
だけどこのままこいでいようよ

伝つたえたいのはなぁに?
しゃべれないのは何なんで?
情なさけなくなるけど
どんどん嬉うれしくなってくる

空そらまであと何なんセンチ?
君きみまであと何なんメーター?
上手うまく蹴けり飛とばせば
足あしが届とどきそうさ
君きみがそっちを向むいたから
僕ぼくもこっちを向むき直なおして
満天まんてんの星ほしの中なか
二人ふたりでこいだよ
笑わらってブランコ
二人ふたりでこいだよ