想おもい出での街まちに 雨あめが降ふりだす
触ふれ合あう肩先かたさき 雨あめが降ふりだす

ゆるぎないリズムが ふたりを近ちかづけて
再ふたたび逢あえた 悦よろこびを唄うたう

素直すなおになれたら 雨あめが降ふりだす
後悔こうかいの日々ひびに 雨あめが降ふりだす

あの日ひを振ふり返かえって さよならを流ながして
ただこの雨あめに 君きみと濡ぬれている

もう一度いちど もう一度いちど 出会であう心こころは
決けっして 離はなれないのさ
もう少すこし 歩あるこう 雨あめに消きえてもいいのさ
ふたりこのまま

忘わすれなかったと 君きみがつぶやく
同あなじことだけを 僕ぼくもつぶやく

ふたりの唇くちびるから それだけが聞きこえて
優やさしい雨あめは 涙なみだを流ながした

もう一度いちど もう一度いちど 出会であう滴しずくは
決けっして 離はなれないのさ
切せつなく 揺ゆれる 雨あめをまとった指ゆびを
つなぎあわせた

君きみのまぶたに くちづけしたら…

あの日ひを振ふり返かえって さよならを流ながして
ただこの雨あめに 君きみと濡ぬれている

もう一度いちど もう一度いちど 出会であう心こころは
決かっして 離はなれないのさ
もう少すこし 歩あるこう 雨あめに消きえてもいいのさ
ふたりこのまま ふたりこのまま
このままでいい