「元気げんきでね幸しあわせになって」
お別わかれの 口くちづけした
砂すなの城しろが 波なみに消きえる

「またいつか 逢あえる日ひが来くるよ」
そんなこと できないのに
エピローグは 月つきを映うつす海うみ

あなたの胸むねに アルバムがあるのなら
笑顔えがおだけ 綴とじていて 三日月みかづきの栞しおりで

思おもいきり泣ないても 二人ふたりは
あの頃ころに 戻もどれないね
せめて今夜こんや 澄すんだ瞳ひとみだけ…

振ふり向むかないで 引ひき止とめてしまうから
悲かなしみは 隠かくしてる 三日月みかづきでいさせて

あなたの胸むねに アルバムがあるのなら
笑顔えがおだけ 綴とじていて 三日月みかづきの栞しおりで
栞しおりで…

泣なきそうな三日月みかづきが波なみに
揺ゆれてるわ…