古ふるびた教会きょうかいに ひとりの少年しょうねんが毎日まいにちやって来くる
壁かべに飾かざられた絵えをその少年しょうねんは ただジっと見みつめている

白しろい雲くもの上うえの花園はなぞの
翼つばさを休やすめた天使達てんしたちが光ひかりと戯たわむれてる

見みつけたんだ ボクのユートピア
今いますぐに 行いけたらいいな

流ながれ星ぼしが見みえた空そら ついに少年しょうねんはひとつの答こたえを決きめた

大空おおぞらに体からだを投なげ出だし
いつかは誰だれもが行いく場所ばしょへひとりで旅立たびだった

辿たどりついたよ ボクのユートピア
天使てんしもいない花はなも咲さいてない
違ちがうんだ ボクのユートピア
こんな所ところじゃない ここはどこだろう

見みつけたんだ ボクのユートピア 今いますぐに 行いけたらいいな
辿たどりついたよ ボクのユートピア 天使てんしもいない花はなも咲さいてない
違ちがうんだ ボクのユートピア こんな所ところじゃない ここはどこだろう
ひとりぼっちさ ボクのユートピア 帰かえりたいよ もとの世界せかいへ