刻きざみ込こめてた姿すがたを 風かぜに流ながす憶おぼえから消けして
戻もどり得えない安やすらぎと 低ひくすぎた夢ゆめ、何なにも見みえない

突つき離はなすべき場面ばめんに 包つつみ込こんでしまう女々めめしさが
不条理ふじょうりを育そだて上あげる 浅あさい群むらがりさえが抜ぬけない

Lie Moonlight 他界たかいした偽物にせものの月つき
他界たかいした声こえは夜よると繰くり返かえす

首筋深くびすじふかく這はいずる度たびに あなたが浮うかぶ
首筋深くびすじふかく這はいずる様ように あなたの様ように……

わたしだけが選えらばれる事こと、叶かなわぬ様ように……