君きみと出会であった この丘おかの上うえ
子犬こいぬはなして 遠とおくに流ながれて行いく
雲くもを追おいかけた

風かぜが伝つたえる 夏なつの予感よかんが
僕ぼくの心こころに 優やさしく笑わらってた
君きみを運はこんで来くる 切せつなく

しゃがみこむ笑顔えがお
ひるがえるスカート
風かぜと遊あそぶ君きみが眩まぶしい

溢あふれる涙なみだ こぼれ落おちた記憶きおく
季節きせつのように流ながれて行いく

あの日出会ひであった この丘おかの上うえ
君きみを探さがして 新あたらしい暮くらしを
二人ふたりではじめよう

夢ゆめに流ながされ 人ひとに流ながされても
五月ごがつの君きみを抱だきしめて

君きみと出会であった この丘おかの上うえ
靴くつを脱ぬぎ捨すて 新あたらしい明日あしたに
二人歩ふたりあるき出だそう

新あたらしい明日あしたに二人歩ふたりあるき出だそう.....