そのくちびる そのキス その肩かた
なにもかも胸むねが覚おぼえてる
まだ 悲かなしく心こころがきしんで
さよならが終おわらない

どしゃぶりの雨あめに
濡ぬれながら持もってた
とても大切たいせつにしたい人ひと
濡ぬれた髪かみあげて
泣なきそうな瞳ひとみが
叱しかられるかなとつぶやいた
しあわせになれと
いちどはあいつに
帰かえってく背中せなか
見送みおくったオレ

そのくちびる そのキス その肩かた
なにもかも胸むねが覚おぼえてる
まだ 悲かなしく心こころがきしんで
さよならが終おわらない

オレの白しろいシャツ
くるまった横顔よこがお
なにがあったのか聞きかないさ
あれから噂うわさを
聞きくのがつらい時とき
週末しゅうまつを踊おどりつぶれてた
本気ほんきで恋こいして
いるから抱だけない
そんな愛あいし方かた
選えらんだオレ

でもあの時とき あの夢ゆめ あの夜よる
なにもかも胸むねが覚おぼえてる
まだ ふたりの心こころはきしんで
さよならが終おわらない

そのくちびる そのキス その肩かた
なにもかも胸むねが覚おぼえてる
まだ せつなく心こころがきしんで
さよならが終おわらない

でもあの髪かみ あの夢ゆめ あの夜よる
なにもかも指ゆびが覚おぼえてる
まだ ふたりの心こころはきしんで
さよならが終おわらない

そのくちびる そのキス その肩かた
なにもかも胸むねが覚おぼえてる
まだ 悲かなしく心こころがきしんで
さよならが終おわらない