くれゆく街まちのシルエット
見みつめる あなたの瞳ひとみが好すき
ときめく胸むねは いつでもあなたの事ことでいっぱい
だから今いまは 照てれたくないのに

乾かわいた声こえじゃ きまらない
ふざけたふりじゃ かっこつかないわ
はかない夢ゆめをかなえて 子供同志こどもどうしじゃないの
だから今いまは ごまかさないで

ねぇ 初はじめて来きたのよ あなたの住すむ街まちへ
恋人こいびとのように見みえる
二人ふたりの行ゆく道みちには 月つきの光ひかりだけ

うつろな 時ときが過すぎてゆき
二人ふたりは不思議ふしぎな気分きぶんになる
震ふるえる肩かたを抱だいてよ 潮風しおかぜが寒さむいから
今二人いまふたりは きわめてまじなの

ねぇ 初はじめて来きたのよ あなたの住すむ街まちへ
恋人こいびとのように見みえる
二人ふたりの影かげ

ねぇ 初はじめて気きづいた あなたの生うまれた街まち
なつかしい臭においがする
愛あいは声こえなき言葉ことばで
ハートをくすぐる