絶たえ間まなく揺ゆれる波音なみおとだけが
流ながされてゆく二人ふたりをつつむ

汗あせばむ素肌すはだをふきぬけてゆく
熱あつい海風うみかぜ 沖おきへ誘さそうよ
二度にどともどれない 孤独こどくを捨すてて
僕ぼくたちはもうこわすものはない

きっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも
君きみがいれば そう ここは楽園らくえんさ
みだらな予感よかんだけでいい 二人ふたりをつなぐのは
オールをこぎだす小舟カヌーが 今いま 海うみを切きり裂さいてく

はじめる前まえから はじまっていた
いとしさだけで 君きみを見みてる
空そらからとどいた光ひかりをあびて
かがやく背中せなかをすべる指ゆびさき

ずっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも
君きみがいれば そう ここは楽園らくえんさ
ひとつの夜よるに眠ねむっても きりがない寂さびしさ
満みたされるまで続つづく夢ゆめ 密ひそやかに息いきづいてる

ずっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも
二人ふたりだけの もう ここは楽園らくえんさ
終おわらないものはないと 知しっていても
きれいになる君きみだけを見みていたい
おろかなニュースもとどかない ただやすらかな日々ひび
あたえられた時間じかんだけが 二人ふたりにあるすべてさ

ずっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも
君きみがいれば そう ここは楽園らくえんさ

ずっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも
君きみがいれば そう ここは楽園らくえんさ

ずっと 甘あまい口唇くちびる 昼ひるも夜よるも…